転職活動には決まりなんて、ありません。
当然、ある程度の一般常識が必要だったり、効率的なやり方とかありますけどね。
履歴書は手書きじゃなきゃだめだとか、面接の時はこうしなければいけないとか、調べれば色々出てくるんですけど、それをきっちり守ってやったところでうまくいくと思いますか?
この記事なんかでも書いていますが、新卒の時とは違います。
新卒のときはある意味、努力とか、頑張る姿勢みたいなものが表現出来ていればそれで良かったんですが、転職となるとまた話が違います。
新卒は、ポテンシャル採用ですけど、転職は即戦力だったり、急成長が見込める人でないと企業は採ってくれません。採用する側の立場になって考えればわかりますよね。
じゃあどうすれば良いのか、それこそ正解はないのですが、考えてみましょう。
最低限、転職活動に必要なもの
企業研究した後に・・・
まずやっぱり採用する側になって考えると色々わかると思います。
数撃ちゃあ当たる的な戦法をとっていたり、仕事をしながらで忙しかったりと事情は様々でしょうけども、受ける企業のことを何も知らないのはあり得ないですよね。
もちろん、たくさん受けること、仕事の合間を縫っても転職活動する行動力はとても大切です。あまりにもやみくも過ぎると、せっかくの機会1つ1つを無駄にしてしまいますから勿体無いということです。
業務内容だの社長の名前を漢字で書けるように、とかそういうことではなくて、自分はそこで何が出来るのか、とか何をしたいのかを考えれば自然と分析する内容も決まってくると思いますよ。
満足に準備もせずに面接に向かう人は多いものです。だからこそしっかりやればそこで差をつけられます。
履歴書と職務経歴書とは別に、自分をPRする資料を作って持って行ったり、プレゼンしてみたり、やりようはあるはずです。
「え?そんなことしていいの?」というのはなしですよ。
当たり前だけど、笑顔で、ハキハキしゃべる練習
別に面接に限らず、営業なんかも同じですよね。なんでもありとは言いつつ、これぐらいは抑えておくべきです。
暗い顔してボソボソしゃべる人からモノを買いませんよね?面接だって自分を売り込む営業です。
「急にできないよ」って?
鏡の前で練習すれば大丈夫です。でも大した練習じゃありません。
面接が苦手だとか、うまく出来ないとかいう人は多いのですが、そりゃあなんだってはじめから出来る人はいません。仕事と同じです。
出来ないことを出来るようにするには練習するしかありませんよね。何も役者のように演じろという訳ではなく、相手に自分の良さを十分に伝えるために最低限の準備をするというだけのことです。
鏡の前で一度やってみると、まさかこれで人前に出るわけにはいかないと危機感も湧くはずです。
前向きな自己PR、転職の動機を考えておく
面接の最後には質問や自己PRをする時間が設けられます。
その場で考えずにきちんと用意していきましょう。これも、本当に自分がその会社でやりたいことを考えれば自然と疑問も浮かぶはずです。
もし散々考えてもなにも浮かばなかったら、その会社は受けない方が良いかもしれません(笑)
転職の動機も、前向きなストーリーを作って置いて下さい。
バカ正直に、上司と揉めたとか、仕事が辛くて嫌で辞めたとか言う必要はありません。
「元々自分の考えがあって(具体的に)、結果新たにやりたいことが見つかった(それがこれから受ける会社のしごと)から退職した」とか、「前職は企業間での取引が中心だったが、直にお客さんと触れ合う現場で仕事がしたい」とか、色々言いようはあるはずです。
まとめ
当たり前のシンプルなことばかりですね。
自分の希望を真剣に考えて、その実現のためにどうすれば良いか、適度に相手の立場になって考えれば自然と出来ることばかりだと思います。
何か革命的な方法がある訳でもありません、具体的に準備をするということです。
それから、転職活動は全部自分ひとりでやらない、というのも大切なことです。
ぜひ「転職エージェント」を活用しましょう。
自分の希望と世間のニーズが合っているかどうか、自分の経歴はどう活かせるのかも教えて貰えますし、面接のアドバイスも受けられます。
転職エージェントの使い方の基本としては、複数登録すること。担当者の合う合わないがありますから、1つに絞らず、最低3つは登録するべきです。
そして、何より大事なのは使い倒すことです。エージェントはあなたが企業に採用されることで利益を得るのですから遠慮する必要はありません。その方がお互いのためになるのです。
追記
少しの準備の違いが、将来の年収を大きく左右することもあります。
焦らず、騒がず、ひとつひとつ地道にやっていくこのが一番です。
エージェントのサポートをしっかり受けて、転職活動頑張ってくださいね。
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良い会社に出会えるかどうかは、あなたの行動にかかっています。待っているだけではなく、少しずつでも前に進みましょう。
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