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嫌な先輩・上司の言動②新入女子社員に「子どもじゃないんだから」

嫌な先輩・上司の言動①に引き続き、今回も同じ女性新入社員に聞いた、先輩に言われて「イラっ」とした言葉をご紹介。


先輩・上司として熱い指導を繰り広げているみなさん。


時には若者の言うことに耳を傾けるのも、良好な対人関係を築くために大切なことです。

悪口として捉えればそれまで、どうするかはあなた次第。
今一度、会社での指導方法について考えてみてください。

その教え方、嫌われるだけで逆効果かもしれません・・。

「子どもじゃないんだからお昼くらい一人で食べに行けないの?」

お昼の時間をずらしながら回す会社。

新人女子社員はいつも一緒にお昼を食べる仲の良い同僚と、その日も一緒に出ようとしました。
しかしその日、同僚はあと2~3分ほどで終わる仕事が残っていたそうです。


新人「すぐ終わる?」

同僚「うん、2~3分待ってて~」


お金がない若者は先輩たちと違って弁当飯。新人女子社員は弁当を抱えて携帯をイジりながら待っていました。

そこへお局様(つぼねさま)の登場。新人女子にずんずん近づいてきます。



・・・

・・・

先輩「え?」

・・・

新人「はい?(・∀・)」

・・・

先輩「何やってんの?」

新人「◯◯を待ってるんですけど…」

先輩「ちょ・・(苦笑)子どもじゃないんだからさ、お昼ぐらい一人で行けないの?」

新人「あの、すぐ終わるって・・・」

先輩「これさ(カブり気味)、待ってる時間も休憩に入るんだよね?」

・・・

・・・

・・・

ダダダダダダダダ!!(同僚が走って近づいてくる音)

同僚「あ、あの、さ、先に休憩室に行って待ってて、ね?」(会話が聞こえていた模様)

・・・

新人「じゃあ、行って待ってるね・・。」

同僚「うん、すぐ行くから!」

先輩「ふふん」(鼻で笑う)

・・・

結局その後、同僚は1分ほどで仕事を終え、休憩に入ったそうです。

休憩中の会話はさぞかし弾んだことでしょう。

それって正義?時間の厳しさを教える難しさ

「少しのことでも許してしまうと、どんどん甘えてしまうから最初から厳しく指導しなければいけない。」

そう思っている人は多いのではないでしょうか?


確かに調子に乗ってしまう若い人もいるでしょう。

しかしまだ休憩オーバーもしていない若者にこんなことを言っては、嫌われるだけで逆効果。今後の仕事においても先輩なのに信用してもらえなくなったり、信頼関係が築けなくなる可能性があります。

教えるはずが反発心を持たれてしまっては本末転倒、指導力不足を問われるのは残念ながら先輩のほうなんですね。いくら正しいことを言っていてもです。

従わせるよりも、良好な信頼関係を。

この場合、休憩時間をオーバーしたり、何度も繰り返すのであれば注意すれば良いだけなはずです。

「◯◯上司がいつも昼の帰り遅いって言ってたよ」みたいに他の上司のせいにしちゃうのも、よく使われる手法ですよね。


相手をバカにしたり、嫌味に聞こえないように話すことは人間として当たり前のことですが、仕事の上下関係になるとついついやってしまう人が多いようです。

指導の仕方はいくらでもあります。好かれる人はどのように接しているのか、参考にしてみることも必要なのかもしれませんね。(好かれようとする奴なんて仕事ができないとか、そういうのはダメですよ。それとこれとは別問題です。)


「子どもじゃないんだから」

そう思うなら尚更、言うことを聞かせるのではなく、今後対等に働いていく仕事仲間として良好な関係を築きましょう。その方が精神衛生的にも仕事においても健全と言えるのではないでしょうか。

 2015/12/2  

 - 働きかた