日本のヒーローと言えば、「水戸黄門」「銭形平次」「暴れん坊将軍」ですね。
対してアメリカのヒーローは「スパイダーマン」とか「スーパーマン」です。
何が違うと思いますか?
日本は官僚や政治家。アメリカは民間人です。
これがとても面白くて、日本人はどこかでお上がなんとかしてくれるという意識が現れているようにも見えます。印籠を見せれば万事解決。困った庶民は結局何もせず、ただ印籠をありがたがって終わり、みたいな。
これをガバメント・スーパーパワーなんて言ったりします。
日本の助け合い(助けてもらう)精神は自分に合っているのか?
ざっくりした話で申し訳ありませんが、日本は将来どうなるべきだと思いますか?
北欧、スウェーデンみたいになればいいと思っている人が多いそうです。いわゆる大きな政府の国ですね。社会保障が充実していて「福祉国家」というイメージが強い国でもあります。
日本は今、消費税が8%になりましたけど、スウェーデンは25%です。
どうですか?
スウェーデンみたいになりたかったら消費税25%払わなきゃいけないんです。
嫌じゃないですか?
しょうがないと思う人も本音では嫌だと思うでしょう。
でも、社会保障は充実していて欲しい。
困ったら水戸黄門に助けて欲しい。
それなのに政府の悪口を言いまくったりする。
保証を求めるならば「しょうがない」と諦めるか、文句を言い続けるか、我慢するしかありません。
これが必ず足も悪いことだとは言えませんが、合う人と合わない人は必ずいます。
みんなが幸せになる方法なんて、今のところ見つかっていないのですから。
会社も水戸黄門的な場所を選ぶか、スパイダーマン的な場所をを選ぶかで自分の働きやすさが大きく変わってくるということです。
日本と外国の3つの違いから、自分の好みの働き方を探る
助けてもらう、以外にも日本と外国(先進的な国)には色々な違いがあります。
自分はどんな環境で働きたいか?の参考にしてみて下さい。
新幹線から分かる、仕事に対する考えの違い
アメリカ人やイギリス人が日本に来て驚くもののひとつに、新幹線の社内の様子があります。ここで言うのは
時間通りに運行する几帳面さがすごい!
清掃員のスピードが凄い!
とか、そういうことじゃないんですよ。
出張中のサラリーマンがみんな寝ていることです。
彼らにしてみれば「移動中も仕事」ですから、パソコンを開いて何かしら作業をするのが当たり前なので、サボって寝ている日本人が不思議に映るのだそうです。
日本人は働く時間が長い、欧米人は短い。というイメージがありますけど、中身が違うのですね。
フレックスタイムの使い方の違い
フレックスタイム(働く時間を好きに選べる)という言葉も随分一般的になってきましたが、日本ではやめてしまった企業も多いそうです。
日本ではフレックスタイムを導入すると、みんな勤務時間を「後ろにズラそう」とする。どうせ夜に急に仕事が入って遅くまでかかるから、だったら出社時間を遅らせよう、という発想ですね。
でも欧米人は逆。早く出社して午後4時ぐらいには帰りたいと思うのが普通。さっさと帰って家族との時間を大切にしたり、あるいは家で翌日の準備をしっかりしたいと思う人が多いようです。
働く時間を短くして呑気に過ごしているわけではなく、やる人はやってるということですね。時間の使い方が上手です。
もちろん全ての人に共通している訳ではありませんけども。
文化の違い
日本のサラリーマンの中には「会社にいたい」という一見「なぜ?」と思うようなタイプの人が結構います。
遅くまで会社に残ってダラダラしている人。
休日も家にいるのが嫌で出社してくる人。
つまるところ、家族とどう付き合うかがはたらき方を左右していることになります。
家族が大切であれば、仕事の時間の使い方も変わる。
ダラダラしている訳にはいきませんからね。
日本人は自ら主体的に時間や人生をコントロールしていこうという気持ちが薄いように感じられます。これは助け合い精神と関連しているかもしれません。
もちろん、日本の昔からのやり方が合う人もいるので一概に悪いとは言えません。欧米人のようになれば全てがうまく解決するというわけでもありません。
でも合わない人には合わないやり方でもあることは間違いありません。
まとめ
今までの話を聞いて、少しでも違和感を覚えましたか?
そうじゃない人はちょっと鈍いか、今まで出会ってきたものが偏っているのかもしれません。
日本でも8時間労働、週休2日に縛られない企業が増えてきています。
人生は一度きりしかありませんから、自分からそういう場に環境を移していこうという気概も大切です。
このままズルズル歳をとらないように、積極的に自分に合う場所を探しましょう。
見つからない時は探し続ける、それが合う場所を見つける一番の近道です。
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