「なかなか決まらないなぁ・・・」
なんて落ち込んだり、悩んだりすることが多いのが転職活動。辛い時ってありますよね。
- 落ちるのを想像するだけで動けなくなる
- 履歴書を送ってもたくさん落ちる
- 面接に行ったら行ったで緊張する
- 思うように話せない
- 逆に余計なことを喋りすぎる
本当に嫌になっちゃうことだらけです。緊張体質の私もかつて随分苦労をしました。
一つ一つの悩みをよく考えると些細なことだったりするのですが、考えすぎて悪循環に陥ってしまうのが転職の恐いところです。大切なことを忘れちゃうんですよね。
これまでたくさん転職活動をしてきましたが、ぶっちゃけ転職は気持ちコントロールして活動し続けられるかにかかっていると思います。
そこで、いま頭の中がぐちゃぐちゃになっている人に気持ちの整理をつけてもらえれば良いなと思ってこの記事を書きます。
参考になれば幸いです。
「普通のこと」は意外とできない
まずは「なぜこんなに通らないのか?」ということについてです。
決まらない人はどこか一箇所抜け落ちていることが多いなぁと思うことがよくあります。
これまで転職活動をたくさんしてきましたし、転職支援、採用面接をしていたこともあります。私が見てきた多くの人はノウハウに従って頑張って活動しているのですが、本当に勿体無いなぁと思う人もたくさんいました。
- 応募数が少ない
- 一箇所に時間をかけ過ぎる
- 条件が高すぎる
- 極度の緊張体質
- 逆に堂々としすぎている
細かく言えば色々ありますが、大概の人はここに当てはまります。
そんなことわかってるわ!
と怒られてしまいそうなくらい当たり前のことですが、当たり前のことだからこそ適当にせず、しっかりと行動しなければいけないんです。
「まあいいや」「だって、しょうがないじゃん」。そんな風に言いたくなる時もあるのですが、「だって・・」を繰り返しているうちに、分かっているはずの「当たり前のこと」ができなくなってしまうので気をつけなければいけません。
ここをちゃんと意識せずに怖くて動けなくなる悪循環という「転職あるある」にハマってしまう人がたくさんいるのですから・・・。
転職活動が上手なひとがやっていることを知る
内定をもらうためには、上手くやっている人がどんな行動をしているのか?を知ることも大切です。
スムーズに転職活動を行っている(ように見える)人は大きく分けて2つのタイプに分かれています。
①会社選びが上手
自分に合う会社をいかに上手に見つけるか、というのは転職をする上で大切なことです。「会社が提示する条件」と「自分の持つ条件」の間に「ズレ」が大きいと採用されにくくなります。
こう言うと「見つけるのが上手いのなんて器用な人でしょ」とか「どうせ頭の良い人でしょ」と思われがちなのですが、そうとも限りません。色んなサイトに登録して会社をたくさんピックアップしたり、上手くいっているように見える人ほど行動量が多く、意外とアクティブに活動しているものです。
一つのサイトで無理やり探すなど、ズレが大きい会社までピックアップしてしていませんか?
②苦手な部分をカバーする工夫ができる
「面接が苦手」「書類審査を通過する確率が低い」など人によって得手不得手はある思いますが、苦手な部分をどう克服するのか?をきちんと考えて行動するのもとっても大事なことです。
そのまま気合いだけで乗り切ろうとしていませんか?
私がやった転職の工夫(小話)
例えば私の場合、書類通過率が極端に悪かったんですね(未経験職を希望していました)。しかも、かなりの上がり症。せっかく面接まで行っても撃沈!!!・・そんなことばかりでした。
いつも履歴書は1つ、2つとじっくり考えて書いて送って、1つ通ったら面接に行く・・みたいにしていました。で、落ちまくったり、「ちょっとこの会社は・・・」と思うような怪しい会社からしか内定をもらうことができませんでした。
次第に「これじゃまずい。何ヶ月たっても決まらないかも」と思うようになり、やり方を変える決断をしました。
大手サイトだけじゃなく中小規模のニッチなサイトも使いましたし、エージェントのようにスタッフのサポートが受けられるサイトも使いました。とにかく何でも使って自分に合うサイトを探して、履歴書を送る数も増やしました。
で、上手くいきはじめた時にこれまで心に抱いていた邪(よこしま)な気持ちに気がついたんです。
・・・
一発で楽して仕留めたい
自分が特別な人間じゃないことも、秀でた能力も才能もないことを知っておきながら、こんな邪心を抱いていたんだなと。
書類通過率10%だったら10件送れば1件通ってたのに、5件送って結果待ち・・・。しかもその5件もチマチマと時間をかけて。何が正しいか分からない履歴書の書き方をいつまでも考えているより、たくさん送ったほうが早いこともたくさんあるのに。
面接についても同じです。緊張体質で面接の通過率が悪いなら、多めに履歴書を送る。面接から次の面接までの時間を開けすぎないようにして、面接慣れをする工夫をする。
最初の頃だって自分では一生懸命やっている「つもり」だったんですが、できていないことがたくさんあったと後から気が付きました。
自分の良いところもきちんと認めよう
自分の気持ちをキープするためには「上手くいっている人の方法を取り入れる」のも大切ですが、自信を維持することも大切です。何か行動したくても、自分に自信がないと行動するのが怖くなってしまいます。
早く転職した人が幸せとは限らない
実は早く転職に成功するような「ちょっと器用な人」の中には転職後に後悔する人がいるんです。なぜか分かりますか?
それは話を盛ったり、実力以上に自分を良く見せる「嘘」が上手だったりして、合わない会社から内定をもらってしまうからなんです。
なかなか決まらない人は不器用で、自分に正直なところがある人だと思います。それは転職にとって必ずしもマイナスとは限りません。打率は悪くても構わないから、合う会社に当たるまで打ち続けることが大切です。
転職の目的は「早く仕事を見つけること」ではないですよね。「働き続けられる会社に出会うこと=自分に合う会社に出会うこと」です。だからなかなか決まらなくても自分を卑下せず、自信を持って行動して下さい。
今の自分にできることをやるだけで良い
当たり前のことを当たり前にすること
当たり前のことって何でしょうね。
朝起きて顔を洗って、仕事を探して履歴書を書く。お腹が減ったらご飯を食べて、書類を出しがてら散歩や買い物に出る。また履歴書を書いて、お風呂に入って寝る。今までそうしてきた人は多いと思います。
これからやるべきことは、そんな当たり前のことを当たり前にこなし、「今まで疎かにしていたかな?」と思うことを少しプラスすることです。
面接が苦手なら、慣れるための工夫をする。
書類が通らないならたくさん送る。
会社が見つからないなら登録するサイトを増やす。
当たり前のことを意識しながら活動を続けることで、余計なことを考える時間もなくなります。そしてそれが良い転職へと繋がるのではないでしょうか。
まとめ
転職を頑張っている人、仕事に苦しんでいる人は世の中にたくさんいます。なぜ皆そんなに転職をするのだと思いますか?
転職は自分の人生を豊かにするための「プラスの活動」だからだと私は思います。転職はついつい「マイナスなこと」をされがちですが、そんな負の認識に影響を受けてはいけません。
プラスの気持ちは行動力を引き出し、内定へと導いてくれます。
良い転職ができることを願っています。
転職サイト活用のポイント
「今まであまりサイトを活用してなかったなぁ」という人は行動範囲を広げてみるのが大事なポイントです。
色んなサイトを見て、色んな求人を見て、たくさんの中から選ぶと「微妙?」と思う会社に無理に履歴書を送らなくて済みますし、履歴書を送る会社を増やすことも可能です。
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