夫の転職を応援したい。
そう思っている妻はどのくらいいると思いますか?様々な会社がデータをとっていますが、なんと約7~8割ほどの人が「夫の選択を尊重したい」と答えているそうです。
ところが、実際は妻の説得に困っている夫はかなり多くいます。
その理由は
不安。
夫は「そのくらい分かってるよ」そう思って説得しようとします。給料のこと、次の展望など自分の考えていることを必死になって伝える。でも、分かってもらえません。つまり、妻の不安を取り除くことができていないということです。
多くの女の人が何を不安に思って転職に反対しているのか、今一度考え直す必要がありそうですね。
妻が不安になるのは「信頼」と関係している
(phto by Thomas Leuthard)
転職で妻が不安になる、というと多くの男性がやってしまいがちなこと。
- お金に関する話
- 仕事の安定に関する話
- 自分の気持ちのこと
これらで説得をしようと試みて失敗します。
では女性はどんな安心感を求めているのか?
それは、
一緒に生きていけると思える安心感。
つまり「信頼」です。
「俺を信用してないの?」そう聞いても女性は「そうじゃない、そうじゃないんだけど・・・」と答えるでしょうが、それはやっぱり「信用しきれない」ということではありませんか?
「本当の意味での信頼」を得る。妻を説得するために大切なことです。
安心感を失う夫の行動
妻は夫の働く姿を知らない
(photo by bark)
妻は「家にいる夫の姿」しか知りません。つまり、オフ・モードの夫です。
結婚してるんだから当たり前です。家ぐらい気を抜ける場所であって当然だと思います。でも、妻が気にしているのはそんなことじゃない。そうじゃなくて、
- 土日にダラダラして触れ合いが少ないこと
- 靴下脱ぎっぱなしにしたこと
- 家庭(子ども)の手伝いが足りなかったこと
- 仕事の愚痴ばっかり言っていたこと
- 家であまり喋らないこと
- 妻の話を面倒臭そうに聞いていたこと
とにかく家にいるときの夫の色々な行動が
ちゃんと次も働いてくれるんだろうか?
そんな不安を引き起こすんです。今までちゃんと働いてくれて、給料を家庭に入れてくれていたのは分かる。でも「オフモード=何もしない」、そんな夫しか妻は知りません。
逆の立場だったらどうですか?
あなたが仕事に行っている時、奥さんが一生懸命に家事や育児をしている。でも帰ってきたら、夕ごはんを軽く準備するだけでくつろいでいる。
これでは奥さんがどんな努力をしているのか見えませんよね?
いつもダラダラしてるのに転職活動できるのだろうか?
愚痴ばかりで、次も合わない会社だったらどうするのか?
給料が下がって私も働くしかなくなった場合でも、家事や子どもの世話は手伝ってくれるのか。
そんな不安が心の奥に生まれます。
夫婦はどちらか一方だけでは成り立ちません。だからこそ「この人となら苦労しながらでも乗り越えていける」と思える関係を築かなければいけません。
「オフモードをないがしろにしていない」と自信を持って言えますか?
信頼を得るための行動
信頼関係の築きかたは夫婦によって千差万別ですが、ここでは当たり前にしてほしい、当たり前のことを書きます。
できているでしょうか。
話すことでイメージを作る
日頃から楽しいこと・何気ないことを喋れる関係があると、苦しい時に一緒に乗り越えられるイメージを作りやすくなります。
「子どもの世話で困っていることはないか?」「家計は大丈夫か?」「一緒に工夫できないか?」など一緒に家計を守っていこうとしている姿勢を見せることが大切です。
転職の話し合いをする時も妻の話も聞いて下さい。自分の話ばかりでになっていませんか?
転職の説得は準備をしてから
まさかとは思いますが、次に働く仕事の下調べをせずに説得していませんよね?1つだけ目ぼしい会社を見つけて「上手くいくと思う」「頑張る」とかでは説得力が足りません。
大切なのは妻が思っている以上の行動をすることです。そうすることで「へぇ、本気なんだ」と思ってもらいやすくなります。
細かく決める必要はありません。途中で方向性が変わったって良いんです。大切なのは「今ちゃんと行動して考えている」という事実です。
安心は行動の連続から生まれます。
家でも多少のオン・オフを意識する
家でオン・オフができていないと、いざ退職して家にいることになった時「ダラダラしそう」というイメージができあがってしまいます。
会社ほど気を引き締める必要はないですから、節度を持って行動しましょう。
妻が働く?どうする?ってなった時に注意したいこと
必要になったら妻は働かざるを得ません。夫婦にとって助け合いは大切なことです。でも「自分が働きたくないから私に言ってるんじゃないか?」なんて思われたら残念すぎますよね。妻の信頼を取り戻す前に「要求」をしない方が安全です。
妻が「働く」と言い出した際も注意して下さい。最近はブランクのある主婦よりも若いフリーターを活用する場所も少なくありませんし、昔のアルバイトよりずっと労働条件も内容も厳しくなっています。ちゃんとサポートしてあげることが大切です。
まとめ
妻とはこの先長い付き合いになるはずです。「この人となら一緒に苦労していける」と思える気持ちと行動。忘れないで下さい。
安心を与えることは、自分の今後の安心にもつながるのですから。
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