By: Tax Credits
今の職場、悪くはないんだけど給料がなぁ。
将来性も不安だし、スキルも磨けていない気がする・・。
こういう状態で転職を考える人って多いんですよね。
大手転職サイト「doda(ドゥーダ)」が発表した転職理由ランキング(2015年4月～9月)を見てみると「給料に不満がある」を選んだ人は３位。
どうやら2008年から連続で３位を維持しているようです。(1位と2位は2008年に逆転してこの順位を維持しています)
ところが、給料、将来性、やりたいこと、特にこの３つを理由に転職する人は転職後に後悔する人が多いんです。
転職サポートの仕事をしていても「失敗したからまた転職したい」という人によく出会いました。
なぜ失敗してしまうのか？その理由をきちんと知り、後悔のない転職を目指さなければいけませんよね。何度も転職すると精神疲労が半端ないですから・・。
転職を後悔する理由は何なのか？
dodaには「転職失敗事例集」というのがあります。
色んな体験談がそれぞれ記事になっているのですが、特徴的だったタイトルの一部を抜粋します。
・前職と正反対の環境の会社に転職しましたが、やっぱり合いません…。
・あこがれの仕事に転職しましたが、想像以上につらいです…。
・転職後も前の会社の業務をやっています…。
・以前の会社の方がよく思えてきて、戻りたいです…。
・転職成功かと思いきや、また新たな不安が生まれて…。
・条件はOK！しかし社風になじめなくて…。
・「できます！」と見栄を張ってしまいました…。
・似た職種だから未経験でもやれる！と甘く見ちゃいました…。
一つ一つの記事を読んでみましたが、失敗の原因は３つに分けられそうです。
- 前職が恵まれた環境にあったと気がつけなかった
- 厳しさは気合いで乗りきれると思っていた
- 条件の確認不足
なんか、どれも当たり前のことのように思います。
それなのに何故こんなに失敗する人が多いのか。
それは、当たり前のことだからこそ見逃してしまう、疎かにしてしまうということです。
上記のような人たちが何を疎かにしたのか、一つ一つ見ていきましょう。
１、前職は自分で思っている以上に恵まれた環境にあった
これは初めての転職者に多いパターンです。
「給料に不満がある」というのは、逆を言えば給料以外の部分でかなり自分に合っている可能性があります。世の中には同じ業種でも、社風や人間関係、厳しさ、その他の待遇など全く違うんですよね。
２、厳しさは気合いだけじゃ乗りきれない・・
「高い給料を貰うんだから、ある程度大変なのは仕方がない」と思う人によくあるパターンです。
この手の人は「大変てことは新しいスキルが学べるってことだから、悪いことじゃないと思った」と言う人が多いですが、ついていけずに病んでしまう人の話もよく聞きます。
初めて勤める会社から受ける影響はかなり大きいと言いますから、そこで培った「これが普通」という感覚を越えていくのは簡単じゃないのでしょう。
３、条件の確認を怠ってしまった・・・
色んな会社のことをきちんと調べたり、条件をきちんと確認したりするのは転職する人が行うべき必須の行動です。
「何のために転職するのか？」ということを忘れ、「どうにかなるだろ」と軽く考えてしまうのは多くの人にとって危険な行為と言えます。臨機応変にやっていく人もいるのでしょうが、そんな人は少数派で、かなり器用な人です。
世の中そんなに甘くない、と言うと厳しく聞こえるかもしれませんが、そういう現実があるのは忘れてはいけません。
どうやって後悔のない転職をするのか？
ここまで読んで「怖いから転職するのやめようかな」と思う人もいるかもしれませんが、そういうことを言いたいわけではありません。
きちんと探せば見つかるんだから、諦めないで探してみて下さい。
転職をやめたところで「給料の不満」「将来の不安」がなくなるわけではありませんよね。仕事は人生の大部分を占める大事な部分ですから、今が踏ん張りどきですよ。(もちろん、本気で今の職場が良いと思い直したのならそれが良いと思います)
転職は行動力が大切
後悔というのは「ああすれば良かった」と思い当たることがある人に生まれる感情です。
- 嫌な予感はしていたのに気持ちを無視してしまった
- 不安な気持ちから最初に内定が出た場所にOKしてしまった
- 探せばもっと良い条件があったはずなのに・・
転職は負の感情に陥った時失敗すると言われています。
不安や恐怖、焦り・・・誰にでも生まれる当たり前の感情ですが、それに負けてはいけません。
余計なことを考えず、とにかく行動することが大切です。
見ている案件に不安があるなら、無理に応募せず次の案件をドンドン探す。
見つからなければ他のサイトを活用して探す。
どうしたら良いか自分じゃ判断できないなら、エージェントを活用してみる。
できることはたくさんあります。
私が転職した時は後悔したくなかったので上記の３つをガンガンやりました。
行動を限定的にせず、広い視野をもって活動しましょう。
まとめ
転職は自分の未来を明るくするための、自分にとってプラスの活動です。
そのことを解っていればダークサイドに落ちること無く活動できます。
お忘れなきように。
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思い立ったら即行動。
自分にだらしない部分があると思う人ほど意識的に「すぐ」行動するように心がけましょう。
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