ハローワークで雇用保険の手続きをする時、受給資格を得るために求職活動をしますよね。
で、何となく活動したフリだけする人も多いと思うのですが、せっかくなので一応ちゃんと使って活動してみよう!!と思ってやってみたんですよ。
そしたらね・・・「あれー?なんか違くない?」ってことが多すぎて、けっきょく普通の転職サイトに切り替えて就職しました。そこで今回は
- 何でハローワークがダメなのか?
- 良い企業に出会える転職活動とは何か?
について、自分の経験から分かったことを書きます。
これから転職活動を始めようという人は参考にしてみて下さい。
ハローワークが使えない理由
最初に言っておきますが、ハローワークは、国(厚生労働省)が設置している行政の機関です。知ってるか・・。
職員の問題
ハローワークで職員に応募や相談をしてみると、こんな職員にばかりに出合います。
- 当り障りのないことしか言わない人
- 古い常識を押し付けるおせっかいな人
ハローワークは民間の転職支援会社に比べて圧倒的にやる気が無いし、とにかく考え方が古い!
やる気のある職員も無駄にパッション(情熱)を求めてきて「このやり方正しいのか?」「優良企業がこんなこと求めるか?」ということを求める人ばかりでした。
昔は公務員的なやり方でも通用する一般企業が多かったですが、企業のあり方や考え方が変化している現代社会とは相性の悪い組織なんだと思います。
やり方、方法の問題
ハローワークでは自己啓発を促すような「履歴書講座」や「面接講座」みたいなことをやっていますが、そこで紹介される「採用されるための方法」というのも柔軟性がないし、「右へならえ」の古いやり方ばかりです。
こんなやり方で採用するのは将来的な見通しが不透明な危ない(古くて変化しない)企業とかブラック企業が多いんじゃないかと思うんですけどね。事務系の職種やとかなら何とかなるかもしれませんが・・。
募集している企業の問題
ハローワークで募集をかける企業というのは「お金がない」「良い人材を確保しようと工夫する意志が低い」「人材にお金をかける気がない」そんな残念な企業ばかりで、近頃はかなり優良企業に出合いにくくなっています。ネット界隈でも「ハローワークはブラック企業が多い」と言う人もやっと増えてきました。
それと個人的に実感しているのは「ハローワークからは良い人材が来にくい」と感じている企業が増えているんじゃないかということです。
これは私がこれまで勤めた会社でも言われていたのですが、「ハローワークから来る人は保守的な性格の傾向があって、企業での活躍を考えたら選びにくい人ばかりだったので使わなくなった」と。
つまり、人材育成に前向きな会社ほどハローワークは選ばないと思うんですが、そうしないのにはそれなりの理由があると考えられます。
自分で動ける人が成功しやすい世の中
高度経済成長の時代を経て、昔は当たり前だったことや、正しいと国民が信じてきたことがそうではなくなったのが現代の社会です。
近頃は大手家電メーカーが買収云々で騒いでいますが、「変わらなきゃいけない」と感じていながら先送りにしてきた会社にはもう限界が来ています。これから生き残っていくのは「変化していける会社」であり、そういう会社に勤めたいなら応募する側も変化しなければいけません。
格差、労働賃金、生産性の低下、少子化、女性の労働など解決されそうもない問題だらけ。もう「昔の普通」では通用しなくなるのは時間の問題。以前は国の言うとおりにして真面目に生きていればいればある程度は安心して生活ができたかもしれませんが、今は自分で最適な場所や方法を模索し、活動できた人が幸せをつかめる時代です。
それは転職の業界においても例外ではない、ということなんですね。
どんな転職をしたいのか?
多くの人が目指しているのは「幸せに暮らすこと」であり、そのために「後悔のない転職」をしたいと考えている思います。
では、そのために大切なことは何でしょうか?
それは「自分の希望に合う会社にどれだけ出会えるか」ですよね。
転職活動をしている間、自分の希望条件を満たしている会社の数は限られています。「短い時間で転職したい」「できるだけ良い条件の会社で働きたい」そう思っているのに待っているだけだと、妥協するしかなくなってしまいます。
大切なのは探す力です。
「探す力」が「合う会社」を引き寄せ、「後悔しない転職」につながっていきます。私は何度も転職を経験してそう思いました。
転職サイトを上手に使うのがおすすめ
たまに「ハローワークの方が優良企業が多く、転職サイトはブラックばかり」と言う人がいますが、ちょっと違うと思います。
確かに転職サイト(特に大手)はブラックも持っています。しかしそれは求人の絶対数が多く、幅も広いからです。良い企業の数も多いです。対してハローワークは昔こそ「可もなく不可もなく」的な会社が多かったですが、その平均値が下がっている上にブラック企業は求人を出し続けています。
ということで、利用するなら転職サイトがおすすめです。
一般的な転職サイトに登録することはもちろんですが、それと一緒に活用すると内定が出やすくなる転職サポートを紹介します。私も実践で使いました。
サイトスタッフの活用
「転職のやり方に自信がない」「一人だと怠けてしまいそうで恐い」という人は、カウンセリングや面談指導、会社選びをサポートしてくれるスタッフがいる転職サイトの活用をおすすめします。
私が以前使った感じでは、ハローワークの職員よりも冷静かつ熱心なので、しっかりしたサポートをしてくれます。
エージェントの活用
「活かしたいスキルがあり、それを全面に押し出したい」という人は転職エージェントの活用をおすすめします。スキルや条件を聞いた上で合いそうな会社を選び、マッチングまでサポートしてくれるので内定率も高くなります。
大中小、複数の転職サイトを同時に活用してみる
これは私が転職で上手くいった方法なのですが、内定をもらった大手企業の求人を見つけたのは超がつくぐらいニッチなサイトでしたw
その時のエピソードを少しお話しますと・・
転職サイトの会員登録と履歴書登録などを済ませ、その後はたまーに見る程度であまり使っていなかったのですが、一ヶ月ぶりに覗いてみたら、大手企業の募集を見つけたんです。「何でこんなサイトに?」みたいな。
ところが。私が見つけたのは応募期間終了日。しかも既に夕方・・・orz。
一ヶ月前に履歴書登録していたことなんてすっかり忘れていたので「間に合わないんじゃないか」と思いましたが、「あれ、登録してるじゃん!」てことで無事に応募でき、内定を貰うところまで運良く進みました。1ヶ月前の自分にマジで感謝です。
中小規模のサイトは求人数こそ大手より少ないですが、ライバルも少ないという利点もあります。サイト登録はどこも無料ですからね、登録しといて損はないと思います。
まとめ
出会える機会を損失しないことが後悔のない転職につながり、それが自分の幸せな未来へつながっていくと思います。保守的で少数精鋭の活動よりも、多くのサイトを使い自ら探して行動したもん勝ちです。
どうか良い転職を。
おすすめ転職サイト
評判の良い転職サイトを調査しました。 全て登録無料なので、色々試して自分に一番合いそうなものを見つけるのがおすすめです。面倒くさがりな人は履歴書登録まで済ませておきましょう。
リクナビNEXT(総合転職サイト)
登録すると無料で行える『グッドポイント診断』は精度が高く、ネット界隈でも有名な面白いテストです。「自分の強み」をピックアップして診断してくれるので履歴書記入の活用や、どんな仕事が合っているか?を考えるきっかけにもなります。 転職するならまずはここ、と言っても過言ではないほお馴染みのサイト。 ⇒リクナビNEXTマイナビ転職エージェントサーチ(総合求人サイト)
登録を済ませら、まずは待つだけで求人が届くスカウトサービスや求人検索機能を使って自分に合いそうな企業を探すところからスタート。
応募したい求人を見つけたら、サイト内にある「メッセージ機能」を使いながら、エージェント(コンサルタント)に応募相談。エージェントは自分で選ぶことができ、キャリアプランニングや履歴書添削、面接対策をしてくれる人を選ぶことも可能です。
他の転職サイトと併用しながら転職活動したい人、仕事をしながら転職活動をする忙しい人にもおすすめです。
⇒マイナビ転職エージェント